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サーモバリアで工場の電気代削減方法を知ろう!

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  • 7月8日
  • 読了時間: 5分

更新日:9月3日

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工場は広さもあり、電気を使用する照明・機器・設備が多いので、一般的なオフィスに比べると電気代が高くなります。電気代とは電気エネルギーの使用量に対する料金のことであり、企業の利益を圧迫する要因のひとつです。

電気代を安く抑えることで「製造原価(商品・サービスの製造にかかる費用)」を削減し、売上・利益の向上に繋げることができます。工場の売上・利益を伸ばすためにも、電気代の見直し・省エネ対策が必要不可欠と言えるでしょう。

本記事では、工場で発生する電気コストの内訳・平均値や、電気代を削減するメリットを紹介するとともに、具体的な対策について詳しく紹介します。


電気代は、工場の規模・設備の種類によって異なる


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工場でかかる電気代は、工場の規模・機械の大きさや数、契約している電力会社や契約内容によって異なります。まずは工場で発生する電気コストの内訳、平均値について紹介します。

  • 工場で発生する電気コスト・内訳

  • 工場で発生する電気代の平均値


工場で発生する電気コスト・内訳


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資源エネルギー庁が公表している資料によると、製造における電気使用量の内訳は、生産設備が83%、空調・照明が17%とのこと。それぞれの電気代については、主に以下のとおりです。

  • 照明電気代……工場に設置された照明器具にかかる電気代のこと。

  • 空調電気代……空調設備にかかる電気代のこと。

  • 生産設備電気代……生産設備から発生する電気代のこと。

電気使用量の内訳によると、空調・照明よりも生産設備から発生する電力消費量が多くの割合を占めています。「節電の効果を高めたい」という場合であれば、生産設備から発生する電力消費量を抑えることが大切です。


工場で発生する電気代の平均値

工場でかかる電気代は、「照明・空調・生産設備の数や大きさ・契約している電力会社・契約形態」によって異なりますが、おおよそ中小規模の工場は1カ月に10~50万円程度、大規模になると100万円以上になるケースが多いです。

電気使用量は、小さな工場ではおよそ1,000kWh、大規模工場では1,000,000kWh程度になるケースも。シリコン製造業など、電力の使用量が多い業種になると、年間電力使用量は約60憶kWhと高くなります。


工場の電気代を削減するメリット

工場の電気代を削減するメリットは、主に以下のとおりです。

  • コスト削減による利益の向上

  • 企業イメージの向上

  • メンテナンスコストの削減

電気代の削減により、工場内で発生するランニングコストを低減し、利益率が向上します。さらに電気代の削減によって浮いた資金を他のビジネスへ投資したり、人件費・研究開発などに活かして企業の成長と発展に繋げることが可能です。

省エネルギーに向けた活動を行うことで「環境保護に取り組む姿勢」を示すことができるので、企業イメージの向上にも役立ちます。

省エネ設備は最新の技術を導入しているなどの理由から、従来の設備よりも耐久性が高いことが多いです。省エネ設備を導入することで設備の寿命が延び、長期的に修繕費などのメンテナンスコストを削減する効果も期待できます。


工場の電気代を削減する方法

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工場の屋根に遮熱シートを施工することで、日射による輻射熱を反射し、夏は工場内の温度上昇を抑えます。遮熱シートとは、太陽から発生する輻射熱を遮る働きを持つ金属製アルミシートのことです。

輻射熱とは、遠赤外線などの熱線によって伝わる熱のことであり、夏の暑い時期は人体の温度を上げる原因のひとつ。輻射熱を反射する遮熱シートには、夏の暑さ対策のみならず、冬の寒さにも効果を発揮します。

遮熱シートを屋根に施工することで、室内の熱が外に逃げるのを防ぐ働きによって、冬の寒い時期も温かく過ごせます。さらに遮熱シートの施工によって冷暖房の効きがよくなるので、光熱費の削減にも役立ちます。

弊社が販売しているサーモバリアは、輻射熱を97%カットする遮熱材です。工場の折板屋根には、シートを屋根に直接貼り付ける「スカイ工法」で施工します。

スカイ工法は屋根の上に遮熱シートを設置するので、「工場の稼働中に、遮熱工事を施工したい」という方にもおすすめです。スカイ工法は、折板屋根特有の「雨漏り」を防ぐ効果も期待できます。


機械に遮熱シートを設置する

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工場の機器に遮熱シートを設置することで、室温上昇の原因となる排熱を屋外へ排出します。その働きによって、室内が高温になるのを防ぎ、冷房の効きがよくなるので間接的に「光熱費」を削減することが可能です。

排熱による暑さ対策には、テント状に遮熱シートを縫製して機器を囲み込み、屋外へ熱を放出させる「フィット工法」によって施工します。フィット工法とは、遮熱シートをテント状に縫製して機器(または乾燥炉)を囲み込む工法のことです。


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遮熱シートを裁縫することで、大型の機器であっても丸ごと包むことができ、機器から発せられる熱を大幅にカットします。さらに遮熱シートを機器へ設置することで、機械の生産性改善に繋げることも可能です。

弊社のお客様の中には、鉄を溶かす溶鉱炉「キューポラ」にフィット工法を施工したことで、溶けて出てくる鉄の量が13%増えたという事例もあります。

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